20世紀西洋人名事典 の解説
P.F. ラザースフェルド
Paul Felix Lazarsfeld
1901 - 1976
米国の社会学者,社会心理学者。
元・コロンビア大学教授,元・アメリカ社会学会会長。
オーストリア出身。
1925年ウィーン大学で学位を取得し、’26〜32年同大学講師。’33年渡米し、’35〜37年ニューヨーク大学助教授、’37〜40年プリンストン大学ラジオ調査室長を経て、’40年以来長くコロンビア大学社会学教授を務めた。又コロンビア大学応用社会調査研究所を主宰し、マス・コミュニケーションや個人間のコミュニケーション過程の研究に従事。’63年アメリカ社会学会会長。主な業績はクロス集計表のエラボレーションと呼ばれる因果分析法、パネル調査法、潜在構造分析法などの確立。著書「ピープルズ・チョイス」共著(’44年)、「パーソナル・インフルエンス」共著(’55年)、「潜在構造分析」共著(’68年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報