PET検査(読み)ペットケンサ

デジタル大辞泉 「PET検査」の意味・読み・例文・類語

ペット‐けんさ【PET検査】

陽電子放射断層撮影法PET)による核医学検査微量放射性物質を含む薬剤を注射し、臓器血流代謝を測定するもので、てんかん心疾患悪性腫瘍などの診断に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「PET検査」の解説

PET検査

がんの検査方法の一種。「陽電子放射断層撮影」の略称従来レントゲン検査などに比べて身体的な苦痛が少ないうえ、より小さな早期がん細胞を発見できる、進行の度合いを推定できる、転移有無を判定できるなどの利点がある。がん細胞が正常な細胞よりも多くのブドウ糖を取り込む性質を利用し、ブドウ糖に近い成分の薬剤を点滴で投与することで、ブドウ糖が多く集まるがん細胞を目立たせる手法である。

(2019-7-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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