20世紀西洋人名事典 「R.ヌルクセ」の解説
R. ヌルクセ
Ragnar Nurkse
1907.10.5 - 1959.5.6
米国の経済学者。
元・コロンビア大学教授。
ケール(エストニア)生まれ。
エジンバラ大学、ウィーン大学で学び、1935〜44年国際連盟経済調査局に勤務。戦後はアメリカに移り、’47年コロンビア大学教授となり、ジュネーブ郊外で死去するまでその職にあった。国際通貨問題、国際資本移動の権威で、晩年は発展途上国の経済開発問題に尽力した。主著には国際資本移動の理論を簡潔にまとめた「国際資本移動論」(’35年)、「国際通貨」(’44年)、「後進諸国の資本形成」(’53年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報