20世紀西洋人名事典 「S.M.リプセット」の解説
S.M. リプセット
Seymour Martin Lipset
1922 -
米国の政治社会学者。
スタンフォード大学教授。
コロンビア大学で学んだ後、同大学をはじめ諸大学で教鞭を執り、1975年からスタンフォード大学教授を務める。政治行動論によって学生運動、投票行動、社会移動の国際比較などの実証的資料分析を多面的に行うなど、戦後の行動科学的な政治社会学の創設者として知られる。主著には「組合民主主義」(’56年)、「産業社会における社会移動」(’59年)、「革命と反革命」(’72年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報