SSDDS(英語表記)Self Service Discount Department Store

流通用語辞典 「SSDDS」の解説

SSDDS【Self Service Discount Department Store】

セルフ・サービス・ディスカウント・ストア。セルフ・サービス方式を採用した安売り百貨店のこと。昭和30年代の後半にこの方式がわが国の小売業界に紹介され、大量販売を可能にする流通革命論を大きく前進させた。SSDDSは、業態をさしているのではなく、新しい販売システムを意味しているのであり、このシステムをベースに、スーパー・マーケット、ディスカウント・ストアなどが発展してきた。最近ではハイパー・マーケットという呼び方でこの主の業態がフランス米国で誕生している。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「SSDDS」の意味・わかりやすい解説

SSDDS
エスエスディーディーエス
self-service discount department store

廉売商略の中心とする大規模なスーパーマーケットセルフサービスと大規模経営により廉売が可能になるが,同時に食料品衣料雑貨耐久消費財など取扱い品種の総合化をはかる店舗もあり,スーパーマーケット業態の多様化が進展している。従来からの食品中心型の業態に加えて,身近な最寄品を取りそろえた業態,家電製品から貴金属まで取扱う業態と同じスーパー系列企業でも立地条件などに合せて多様な店舗構成を行なっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android