最寄品(読み)もよりひん

精選版 日本国語大辞典 「最寄品」の意味・読み・例文・類語

もより‐ひん【最寄品】

  1. 〘 名詞 〙 食料、日用雑貨のように近所の店で買える品物。もよりの店で買える品。
    1. [初出の実例]「クスリは買回り品でなく最寄(モヨリ)品の性格を持つため」(出典価格破壊(1969)〈城山三郎〉八)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「最寄品」の意味・わかりやすい解説

最寄品
もよりひん
convenience goods

洗剤ちり紙,たばこなどのように購買頻度が高く,わざわざ専門店や高級店に足を運んで,吟味して買う必要のない,近回りの店で買うのが普通の日常用品。「買回り品」に対する用語

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ブランド用語集 「最寄品」の解説

最寄品

最寄品とは日用品食料品など、購買頻度が高く消費者時間をかけずに購入するような商品のことをいう。

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世界大百科事典(旧版)内の最寄品の言及

【商品】より

…消費者用商品については,消費者の愛顧動機と購買慣習によって分けられており,産業用・業務用商品の亜分類とは異なった概念的分類となっている。このうち最寄品は最寄りの商店で購買される商品で,タバコ,新聞・雑誌,食料品,薬・化粧品などである。買回り品は購入・選択の過程で品質・価格・適応性などを比較検討して各店を買い回るような商品で,衣料,装身具,靴などをいう。…

【商品分類】より

…自己の家庭用,娯楽用その他の目的で消費し,原則として再加工したり,再販売しない。消費財は,その購買慣習により,最寄品,買回り品,専門品に分けられる。 最寄品は,食料品,日用雑貨品のように購買頻度が高く,習慣的に購入するものであり,単価は小額で,購買のための時間に長時間かけることはしないものである。…

※「最寄品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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