20世紀西洋人名事典 「V.シャロノフ」の解説
V. シャロノフ
Vsevolod Vasilicvich Sharonov
1901 - 1964
ソ連の天文学者。
元・レニングラード大学天文台長。
1926年から3年間レニングラード天文研究所で研究に従事し、’30年同大学測光研究所を設立。’38〜41年レニングラード大学講師を経て、同大天体物理研究所所長、同大教授を歴任後、’51年同大天文台長となる。’57年から2年間国際地球観測年にあたり、夜光雲の研究の担当となる。月や惑星、太陽コロナの測色を行ったり、絶対等級の決定をし、月の岩石と成因や化成面の物質の研究で功績を残した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報