20世紀西洋人名事典 「V.マルコフニコフ」の解説
V. マルコフニコフ
Vladimir Vasil’evich Markovnikov
1837.12.25.(1836.説あり) - 1904.2.11
ソ連の化学者。
元・モスクワ大学教授。
ニジニ・ノヴゴロド生まれ。
カザン大学でブートレーロフに化学を学ぶ。1865〜1867年ドイツに留学しエルレンマイヤー等に師事。帰国後カザン大学教授、オデッサ大学を経て、1873年モスクワ大学化学教授就任し、以後30年にわたって多くの弟子を育成。1869年化合物中の原子の相互作用を研究し、マルコフニコフの法則を発表した。又カフカス石油の研究、脂環式化合物の合成など多くの研究を行った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報