デジタル大辞泉
「VLSI」の意味・読み・例文・類語
ブイ‐エル‐エス‐アイ【VLSI】[very large scale integration]
《very large scale integration》1チップ当たりの半導体素子の集積度が10万個を超える集積回路。LSIの集積度をさらに高めたもの。超大規模集積回路。
[補説]1970年代以降1990年代に至るまで、集積化技術の向上にともない、集積度が1000~10万個程度のLSI、10万~1000万個程度のVLSI、1000万個を越えたULSIが登場し、それぞれを区別したが、2000年代になってからはこのような区別をせず、集積回路全般をLSIまたはICと呼称することが多い。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ブイエルエスアイ【VLSI】
素子の集積度(素子数)がLSIを上回るIC。◇「very large scale integration」の頭文字から。「超LSI」「超大規模集積回路」ともいう。また、単に「チップ」ともいう。⇒IC
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
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VLSI【ブイエルエスアイ】
超(very)LSI(大規模集積回路)の略。→LSI
→関連項目IC
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のVLSIの言及
【集積回路】より
…また携帯電話の普及に象徴されるように,LSIは通信形態にも大きな変革をもたらした。 トランジスターの発明は科学技術史上特筆すべきイベントであるが,ICはトランジスターの優れた素質を受け継ぎ,LSI,VLSIへと進化して,社会的にも大きなインパクトを与えている。近年エレクトロニクスは日本の代表的な工業に成長した。…
【コンピューター】より
… 年々増大するコンピューターの数値計算能力により,自動車,航空機,高層ビルなどの設計が容易になり,従来は不可能だった性能をもつ工業製品が生まれるようになった。今日のコンピューターのCPUは超大規模集積回路(VLSI)で作られているが,VLSIの設計とその正しさの検証は,コンピューター自体によって行われている。コンピューターが自らの力で自らを成長させるに至ったと言えよう。…
※「VLSI」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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