20世紀西洋人名事典 「W.リード」の解説
W. リード
Walter Reed
1851.9.13 - 1902.11.23
米国の細菌学者。
元・陸軍軍医学校教授,元・コロンビア大学教授。
グロスター生まれ。
陸軍軍医を経て、1893年陸軍軍医学校細菌学教授、1901年コロンビア大学病理学細菌学教授を歴任。チフスや黄熱病について研究を行った。特に1899年キューバに行き、1900年蚊によって黄熱病が伝播することを証明し、キューバの黄熱病を根絶するにいたった。’01年その病原体が濾過性ウイルスであることをキャロルとともに証明した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報