だの(読み)ダノ

精選版 日本国語大辞典 「だの」の意味・読み・例文・類語

だ‐の

  1. ( 断定助動詞「だ」に間投助詞「の」が付いて助詞化したもの ) 体言または活用語の言い切りの形について物事を列挙する。
    1. [初出の実例]「どふしても神明だの、宿だのといっては」(出典:洒落本・南閨雑話(1773)怖勤の体)
    2. 「善(え)えだの悪(わり)いだのって膨(ふく)れたり何っかすんぢゃねえぞ、なあ」(出典:土(1910)〈長塚節〉七)

だのの補助注記

橋本文法では並立助詞という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む