ケサランパサラン(読み)けさらんぱさらん

知恵蔵mini 「ケサランパサラン」の解説

ケサランパサラン

謎の生物とされる物体。江戸時代以降の民間伝承によるもので、綿毛のように白くフワフワと空中を浮遊しているのが特徴。その他、大きさや数、動きなどに一貫した特徴は設定されていない。穴の空いた桐の箱で、おしろいを餌にして育てることができ、持ち主に幸運を与えるとされている。また、年に2回しか見てはいけない、人に話すと効果が薄れるなど、様々な付随伝承もある。その正体としては、たんぽぽの綿毛など植物由来のもの、ウサギの体毛など動物由来のもの、また昆虫(雪虫、アオバハゴロモ幼虫)など諸説あるが、明らかになっていない。1970年代、その名称形状の特異さなどによりブームを巻き起こし、マンガやテレビなどにも登場した。

(2012-08-29)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「ケサランパサラン」の解説

ケサランパサラン

ケサランパサラン株式会社が販売するメイクアップ化粧品、基礎化粧品ブランド名。ポイントメイク、ベースメイク用化粧品が主力商品。店頭でのサービスとして、まつげエクステンションや眉の形を整える「アイブロウデザイニング」も行う。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android