プラスチック製の円盤の形をした遊技具。底を上にして水平に保持し,手首のスナップを利かせて水平に投げると,円盤は空気の浮力を受けて空中をすべるように進む。ゲームとしては飛ぶ距離を競ったり,飛んでくる円盤を空中でつかまえて投げ返し,ラリーを楽しんだりする。さらに円盤を利用したゴルフ形式のゲーム,サッカーやバスケットボール型のゴールをねらうゲームも行われている。アメリカで,1940年代にイェール大学の学生がパイ焼用の皿を戯れに投げ合い,パイ屋の名称にちなんで〈フリスビー〉と呼んでいた。一方,フレッド・モリソンが,空中を飛ばす円盤を考案し,はじめは金属製だったが,1948年にプラスチック製のものを製作した。当時は一般にフライングソーサー(空飛ぶ円盤)などの名で呼ばれていた。そのメーカーが59年にフリスビーの名を知って商品名に採用した。60年代に入ってしだいに普及し,74年には第1回の世界選手権大会が開かれている。日本には69年に紹介され,75年には日本フリスビーディスク協会が設立された。その後,商品名である〈フリスビー〉という名をさけて,日本フライングディスク協会と名称を改めている。
競技は,投げる距離を競う〈ディスタンス〉,ディスクの巧みな操作と演技力を見せる〈フリースタイル〉,さらにディスクを投げながらコースを回る〈ディスクゴルフ〉や,バスケットボール式に7名同士でゴールを争う〈アルテミット〉というチームゲームも行われている。
執筆者:薗田 碩哉
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