上荒屋遺跡(読み)かみあらやいせき

日本歴史地名大系 「上荒屋遺跡」の解説

上荒屋遺跡
かみあらやいせき

[現在地名]金沢市上荒屋六丁目

松任まつとう市域との境界に近い沖積地に所在する弥生時代中期・古墳時代前期および平安時代の複合遺跡。昭和六三年(一九八八)以降、土地区画整理に伴って数次にわたって発掘された。弥生時代の平地式住居・土坑、古墳時代の竪穴住居・平地式住居・掘立柱建物・倉庫(布掘り建物)・土坑・大溝・溝などの遺構多数と土器・木器・石器などを検出している。平安時代の遺構は運河状遺構と掘立柱建物跡で、出土品には約五〇点の木簡墨書土器・人形・斎串などがあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

国指定史跡ガイド 「上荒屋遺跡」の解説

かみあらやいせき【上荒屋遺跡】


東大寺領横江荘遺跡(とうだいじりょうよこえのしょういせき)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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