中毒学(読み)チュウドクガク(その他表記)toxicology

翻訳|toxicology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中毒学」の意味・わかりやすい解説

中毒学
ちゅうどくがく
toxicology

中毒について研究する学問。食品,食品添加物,医薬品,農薬その他の化合物の安全性の確認,または安全基準を設ける目的で種々の動物に対する毒性を研究する学問は毒性学と呼ばれることもある。一般毒性に関する研究と特殊毒性に関する研究とに分けられ,前者では急性,亜急性,慢性毒性試験,後者では催奇形性,発癌性,繁殖試験などが行われる。このほか,産業や法医学などの領域で毒物の検出や解毒を扱う分野も存在する。

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世界大百科事典(旧版)内の中毒学の言及

【毒】より

…英語のトキシコロジーtoxicologyの訳。別に古くから中毒学という訳語があり,また最近では毒性学という訳語が多く使われるようになってきた。中国では毒理学と訳され,日本でも一部の学者に使われている。…

【薬理学】より

… 一方,薬理学を学問的よりどころとする学際領域として以下のものがあげられる。(1)中毒学intoxicology 薬理学での薬物を〈生体に有害な物質(毒物)あるいは有害な用量〉に限定して言い換えれば,あとは薬理学とほぼ同じ内容である。しかし中毒学では,このほかに中毒の症候や診断,治療などの臨床中毒学と呼ばれる分野も含まれることが多い。…

※「中毒学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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