古植物学(読み)こしょくぶつがく(その他表記)paleobotany; paleophytology

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最新 地学事典 「古植物学」の解説

こしょくぶつがく
古植物学

palaeobotany

地質時代に繁茂していた植物および植物群について研究する学問。植物化石を研究対象とし,植物学・地質学などの知識に基づき,古植物の形態生態・進化,産出層の層位学的考察,古気候などの古環境研究も含む。植物化石としては葉・果実種子・根・花粉・胞子・材の各器官,植物珪酸体微粒炭が産出する。種類としては藻類・シダ植物・裸子植物・被子植物などを扱い,蘚苔類については比較的少ない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古植物学」の意味・わかりやすい解説

古植物学
こしょくぶつがく
paleobotany; paleophytology

地質時代に生存した植物,植物群について研究する学問。おもな研究対象は,植物化石としての葉,実,材,根,花粉,胞子などで,研究手段としては肉眼鑑定のほかに,光学顕微鏡電子顕微鏡などを使うことが多い。植物学と地質学の知識をもとに,各地質時代にわたる古植物の形態,生態,産出層準,進化,古気候などが論じられる。

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世界大百科事典(旧版)内の古植物学の言及

【古生物学】より

… 20世紀の古生物学は関連分野の発展とともに著しく展開した結果,研究対象や方法などによって多くの分科細目に分けられるに至った。古生物の系統発生と分類に関する最も伝統的分野として古動物学と古植物学があり,前者はさらに古無脊椎動物学と古脊椎動物学に分かれる。生痕化石を対象とするのは古生痕学であり,化石病理学や化石糞学もこれに含められる。…

※「古植物学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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