地球構造学(読み)ちきゅうこうぞうがく(英語表記)geognosy

岩石学辞典 「地球構造学」の解説

地球構造学

ウェルナー(Werner)が1780年頃に定義したもので,地球全体およびこれを作る鉱物岩石の産状,生成相互関係を考える学問.地質学とは異なり,地殻の生成起源についての考察はしなかった[木村ほか : 1973].地球の知識で,地球に関する事実によって作り上げ,それらを推測する地質学とは区別される[Page : 1859].ギリシャ語geoは地球・土を,gnosisは知識の意味

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android