大きな政府(読み)オオキナセイフ

デジタル大辞泉 「大きな政府」の意味・読み・例文・類語

おおきな‐せいふ〔おほきな‐〕【大きな政府】

政府が経済活動に積極的に介入することで、社会資本を整備し、国民の生活を安定させ、所得格差を是正しようとする考え方。政府の財政支出が増えるため、税金や社会保障費などの国民負担率が高くなり、「高福祉高負担」となる傾向がある。公営事業が民間企業を圧迫したり、政府の規制によって市場の自由競争が抑制されるなどして、民間経済の活力が奪われるおそれもある。政府支出が増大し、財政破綻を招く懸念もある。⇔小さな政府。→計画経済 →ケインズ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大きな政府の言及

【財政規模】より

…また,福祉施策によって経済的活力が失われる危険も指摘されるにいたった。こうして,〈大きな政府から小さな政府へ〉という動きが,多くの国で共通して生じている。【野口 悠紀雄】。…

※「大きな政府」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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