学窓(読み)ガクソウ

精選版 日本国語大辞典 「学窓」の意味・読み・例文・類語

がく‐そう‥サウ【学窓】

  1. 〘 名詞 〙 学問を修める所。勉強部屋。また、学舎。学校。
    1. [初出の実例]「多年倦道無成士、漸近暮齢学窓」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)五・秋夜即事〈源経信〉)
    2. 「南都に永超僧都といふ学生有りけり。学窓に臂(ひぢ)をくだし、蛍雪の功年積り、碩学の聞こえ有りけり」(出典:梵舜本沙石集(1283)一)
    3. 「狂句をいだしては貴人高人にも腹をかかゑさせ、如何なる学窓(カクソウ)智者にも手をうたせ」(出典:咄本・宇喜蔵主古今咄揃(1678)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む