小切子(読み)コキリコ

関連語 長尾

改訂新版 世界大百科事典 「小切子」の意味・わかりやすい解説

小切子/筑子 (こきりこ)

日本の楽器。中世ごろから使用された竹製の打楽器。とくに踊り手が両手に持って打ち合わせたり,曲打ちのようなことをしたりしておもしろく拍子をとったもの。大道芸の一種である放下(ほうか)の特技として知られ,〈月見つつうたふはうかのこきりこの竹の夜声のすみ渡る哉〉(《七十一番歌合》)などとうたわれている。《嬉遊笑覧》では竹筒の中にアズキ粒を入れたものなどもあったという。現在は静岡市葵区平野の盆踊,富山県五箇山の〈こきりこ踊〉などの民俗芸能のなかで用いられ,新潟県柏崎市女谷(おなだに)の〈綾子舞〉の演目にも〈こきりこ踊〉がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む