川螻蛄(読み)かわげら

精選版 日本国語大辞典 「川螻蛄」の意味・読み・例文・類語

かわ‐げら かは‥【川螻蛄】

〘名〙 カワゲラ目カワゲラ科の昆虫。体長二~三センチメートルで、雌の方が大きい。体は黒褐色だが腹部だけは淡黄褐色はねは二対で、淡い黄褐色。尾端に一対の尾毛を持つ。幼虫は川の石下などにすみ、成虫初夏の頃羽化し、川辺にすむ。各地分布

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デジタル大辞泉 「川螻蛄」の意味・読み・例文・類語

かわ‐げら〔かは‐〕【川螻蛄/襀翅/×𧐐】

カワゲラ目カワゲラ科の昆虫。体長1.4~1.8センチ。
カワゲラ目の昆虫の総称。体長1~3センチ。体は平たく、多くは黄褐色の斑紋があり、尾毛を2本もつ。はね膜質で幅広く、川岸をひらひらと飛ぶ。静止するときは前翅を後ろ翅の上に積み重ねる。幼虫は代表的な水生昆虫の一で、川の中のれきの上にすみ、体の構造は成虫と同様。襀翅せきし類。

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