弛緩出血(読み)しかんしゅっけつ(その他表記)Atonic Bleeding

家庭医学館 「弛緩出血」の解説

しかんしゅっけつ【弛緩出血 Atonic Bleeding】

[どんな病気か]
 胎児娩出(たいじべんしゅつ)後、胎盤(たいばん)がはがれますが、剥離(はくり)した部位子宮血管は、子宮筋の収縮によって圧迫され、出血が止まるしくみになっています。ところが、胎盤娩出後も、子宮の収縮が不十分なために出血が続くことがあり、これを弛緩出血といいます。長時間かかった分娩ぶんべん)や、急速に終了した分娩のときに発生しやすいといわれています。
[治療]
 下腹部をマッサージしたり、冷やしたりして、子宮筋の収縮をうながすだけで止血できることもありますが、子宮収縮剤注射や、子宮を強く圧迫しなければならないことも少なくありません。出血が大量の場合には、輸血を行なうこともあります。

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百科事典マイペディア 「弛緩出血」の意味・わかりやすい解説

弛緩出血【しかんしゅっけつ】

胎盤の娩出(べんしゅつ)後,子宮筋が収縮不全の場合に起こる大量出血。普通は外出血だが,子宮腔内にたまる内出血もある。短時間に多量の出血があった場合には死亡する。ときに分娩の数日後に起こることもあり,晩期出血という。治療には子宮収縮剤の注射,輸血などを行う。
→関連項目出産

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