扇子腹(読み)センスバラ

精選版 日本国語大辞典 「扇子腹」の意味・読み・例文・類語

せんす‐ばら【扇子腹】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代武士に適用された刑罰一つ切腹作法に従い、短刀のかわりに三方(さんぼう)にのせた扇子罪人が手にとっておし戴くと同時に首を切り落とす。江戸幕府から上級武士に許された、斬罪よりは名誉ある刑。おうぎばら。
    1. [初出の実例]「父子ともに扇腹とて、三方に扇子一方のせて前に置」(出典:久夢日記(1806‐07頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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