文明批評（読み）ブンメイヒヒョウ

デジタル大辞泉

ぶんめい‐ひひょう〔‐ヒヒヤウ〕【文明批評】

文明の諸現象を研究・分析し、その価値を論じること。また、その評論。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ぶんめい‐ひひょう‥ヒヒャウ【文明批評】

1. 〘 名詞 〙 国家、社会、時代などにあらわれる人類の文明の諸現象を広範な見地から総合的な連関のもとにとり上げ、その未来への展望をも含めて文明の本質を解明・論評する評論。〔訂正増補新らしい言葉の字引（1919）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

世界大百科事典（旧版）内の文明批評の言及

【大杉栄】より

…その後，保子と別れ，野枝と一緒になる。18年亀戸の労働者街に移住し，野枝と《文明批評》(1～3月)を，和田久太郎，久板卯之助らと《労働新聞》(4～7月)を創刊。第1次大戦後，労働運動が高まっていくなかで，自主自活的労働の促進を目的とする《労働運動》を19年に近藤憲二，和田，久板らと創刊する。…

※「文明批評」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」