東下(読み)トウカ

精選版 日本国語大辞典 「東下」の意味・読み・例文・類語

あずま‐くだりあづま‥【東下】

  1. 〘 名詞 〙 京都から、関東地方へ行くこと。鎌倉時代はもっぱら鎌倉へ行くこと。海道下り。
    1. [初出の実例]「かの大納言あづまくだりののち、院に参り給し程に」(出典:増鏡(1368‐76頃)一二)
    2. 「あづまくだりと、うちみえて、さもゆふなる、上らうの、しうじう二人」(出典:浄瑠璃・山中常盤(1676頃))

とう‐か【東下】

  1. 〘 名詞 〙 都から東の方の地方へ行くこと。東へ下(くだ)ること。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「和宮東下(トウカ)せられし婚姻の慶賀を」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉二)
    2. [その他の文献]〔史記‐趙世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む