梨の礫(読み)ナシノツブテ

精選版 日本国語大辞典 「梨の礫」の意味・読み・例文・類語

なし【梨】 の 礫(つぶて)

  1. 音沙汰のないこと。音信のないこと。投げた礫(つぶて)はかえらないところから、「梨」を「無し」にかけて語呂を合わせていう。「なしの礫もない」の形で、意味をさらに強めていう。
    1. [初出の実例]「便々だらりと待ってゐるに、今日まで梨(ナシ)の礫(ツブテ)もないワ」(出典歌舞伎・東山殿劇場段幕(1818)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む