極性結晶(読み)きょくせいけっしょう

世界大百科事典(旧版)内の極性結晶の言及

【電気分極】より

…外部電場が0のときの分極を自発分極といい,結晶が11の極性点群のいずれかに属するとき,その結晶は自発分極をもつ。自発分極をもつ結晶を極性結晶という。自発分極の値は一般に温度の関数であるから,極性結晶の温度を変化させると,自発分極の値の変化に応じて,結晶の両端に正,負の電荷が対になって現れる。…

※「極性結晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」