消費者物価(読み)ショウヒシャブッカ

デジタル大辞泉 「消費者物価」の意味・読み・例文・類語

しょうひしゃ‐ぶっか〔セウヒシヤ‐〕【消費者物価】

全国消費者が購入する各種の商品サービス価格を平均したもの。通常指数の形で表される。→消費者物価指数

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「消費者物価」の解説

消費者物価

家庭が購入する幅広い商品やサービスの価格のこと。総務省が指数化して毎月公表している。一般的に、商品を買い求める人が多くなったり、商品が不足したりすると上昇し、買い手が減ったり、商品が余っていたりすると下落する。物価下落は企業業績悪化賃金低下を招き、景気を悪化させるため、日銀は前年比2%の上昇を目標に大規模な金融緩和を続けている。

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世界大百科事典(旧版)内の消費者物価の言及

【物価】より

…もちろん現実経済に一般的な物価というものが存在するわけではなく,それは統計的な指数(多くの財の価格の平均)によってとらえられるものである。たとえばどのような財の価格を指数に取り入れるかによって,消費者物価指数卸売物価指数,GNPデフレーター等があり,これらはそれぞれ目的に応じて使い分けられている。 さて一般物価水準の変動(その上昇がインフレーションにほかならない)にわれわれが関心をもつのはどのような理由によってであろうか。…

※「消費者物価」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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