用途地域制(読み)ようとちいきせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「用途地域制」の意味・わかりやすい解説

用途地域制
ようとちいきせい

異なる用途土地,建築物の混在を防ぐことによって環境保全などをはかるとともに,同種ないし関連の用途を集め,これに見合う公共施設の効率的利用や都市機能の維持向上などをはかることを目的とする制度地域地区制のうち最も基本的なもので,都市計画の主要な手段の一つ。おもに市街化区域において定められる。都市計画法および建築基準法は第1種・第2種低層住居専用,第1種・第2種中高層住居専用,第1種・第2種住居,準住居,近隣商業,商業,準工業,工業,工業専用の 12の用途地域を定め,用途規制と形態規制とを行なっている。

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