病院管理学(読み)びょういんかんりがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「病院管理学」の意味・わかりやすい解説

病院管理学
びょういんかんりがく

よりよい病院を実現するための学問医学の著しい進歩に伴って,病院管理についても従来の伝統的,経験的な方法だけでなく,合理的に分析研究する必要性が生じてきた。病院管理学は,ヒューマニズムに立脚すべきであること,24時間勤務に等しいことなど,医療が本来もつ特殊性を念頭において,医師,看護師その他のスタッフの人事能率調整をはかり,医療従事者任務と教育,患者との関係,病院の法的機能,病院施設の設立設計,社会保険,社会保障などについて研究することをおもな内容とする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android