箚記(読み)サッキ

デジタル大辞泉 「箚記」の意味・読み・例文・類語

さっ‐き【×箚記】

読書したときの感想意見などを、随時書き記したもの。随想録

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「箚記」の意味・読み・例文・類語

さっ‐き【箚記】

〘名〙 (「さつ」は「箚」を「札」の義に用いた慣用音で、ものを書きしるす簡札) 読書したり、話を聞いたりしたときの感想・意見などを、気のむくままに書き記すこと。また、その記録。随想録。「二十二史箚記」「洗心洞箚記」など。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「社長或は総幹等に就て審問し、而て後に箚記すると雖ども」 〔湛園札記‐序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android