粕谷栄市(読み)かすや えいいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粕谷栄市」の解説

粕谷栄市 かすや-えいいち

1934- 昭和後期-平成時代の詩人
昭和9年11月9日生まれ。詩人・粒来(つぶらい)哲蔵従弟。早大在学中に「早稲田詩人会」に属し,石原吉郎らの「ロシナンテ」に参加。卒業後,「歴程」「地球」同人となる。幻想的な散文詩がおおく,昭和46年「世界の構造」で高見順賞,平成元年「悪霊」で藤村記念歴程賞。12年「化体」で詩歌文学館賞。17年「鄙唄」「轉落」で芸術選奨。23年「遠い川」で三好達治賞。茨城県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android