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石原吉郎 いしはら よしろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

石原吉郎 いしはら-よしろう

1915-1977 昭和時代後期の詩人。
大正4年11月11日生まれ。昭和14年応召,敗戦でシベリアに抑留され,28年帰国。鮎川(あゆかわ)信夫らにみとめられ,30年「ロシナンテ」を創刊。39年抑留体験に材をえた「サンチョ・パンサの帰郷」でH氏賞。48年エッセイ「望郷と海」で藤村記念歴程賞。昭和52年11月13日死去。62歳。静岡県出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。
【格言など】痛みはその生に固有なものである 死がその生に固有なものであるように(「北条」)

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デジタル大辞泉の解説

いしはら‐よしろう〔‐よしラウ〕【石原吉郎】

[1915~1977]詩人。静岡の生まれ。終戦後シベリア抑留生活を経て帰国したのち、詩誌「ロシナンテ」を創刊。「荒地詩集」に参加した。昭和38年(1963)刊行の「サンチョ・パンサの帰郷」でH氏賞受賞。ほかに、詩集「水準原点」「礼節」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石原吉郎
いしはらよしろう
(1915―1977)

詩人。静岡県伊豆に生まれる。東京外国語学校(現東京外国語大学)卒業。1939年(昭和14)応召。終戦の年、ソ連軍に抑留され、重労働25年の判決を受ける。53年(昭和28)特赦により帰還。詩作はこのころより始められ『ロシナンテ』を創刊。『荒地(あれち)』の最後期の同人で、64年『サンチョ・パンサの帰郷』(1963)によりH氏賞受賞。シベリア体験は生涯のモチーフとして生の基準点となった。またキリスト者としての思念は深く、その詩語はいっそう贅肉(ぜいにく)を落とし極限的、断言的フォルムへと削られていった。詩集に『水準原点』(1972)、『礼節』(1974)など。評論集に『日常への強制』(1970)、『望郷と海』(1972)、『断念の海から』(1976)などがあり、戦後詩に独自の深い航跡を残した。[高橋世織]
『『石原吉郎全集』全3巻(1979~80・花神社)』

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