腹を据える(読み)ハラヲスエル

精選版 日本国語大辞典 「腹を据える」の意味・読み・例文・類語

はら【腹】 を 据(す)える

  1. 怒りや恨み、鬱憤を晴らす。
    1. [初出の実例]「ただ今こそ日来の腹をばすへ侍らめ」(出典:古今著聞集(1254)一六)
  2. 心を落ち着ける。気持をしずめる。がまんしてこらえる。怒りを抑える。
    1. [初出の実例]「入道、猶腹をすへかねて」(出典:平家物語(13C前)二)
  3. 気を落ちつけ、対処のしかたを決める。覚悟をきめる。腹をくくる。
    1. [初出の実例]「先師のいはく、『すみ俵』は門しめての一句に腹をすへたり」(出典:俳諧・三冊子(1702)赤双紙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む