自服(読み)ジフク

デジタル大辞泉 「自服」の意味・読み・例文・類語

じ‐ふく【自服】

茶席で、亭主が客に相伴して、自分てた薄茶を自分で飲むこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自服」の意味・読み・例文・類語

じ‐ふく【自服】

〘名〙
① みずから非を認めて相手に従うこと。自分から進んで罪をわびること。
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「恥を知って自服せよとの説諭にて」 〔韓非子‐存韓〕
② 自分の服。
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「田沼が三日拝領服を着て一日自服(ジフク)を着」
茶道で、亭主が客に相伴して、自分でたてた薄茶を自分で飲むこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android