航海図(読み)コウカイズ

精選版 日本国語大辞典 「航海図」の意味・読み・例文・類語

こうかい‐ずカウカイヅ【航海図】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 航海用の海図。
    1. [初出の実例]「世界航海図の新しいのが出来たから」(出典:日の出(1903)〈国木田独歩〉)
  3. 主に沿岸の航海に使用する海図。陸標、灯台、岩礁の位置、障害物、潮流の方向などが記入してあり、無線方位信号などを利用して針路を定めるのに用いる。三〇万分の一以下の縮尺。

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世界大百科事典(旧版)内の航海図の言及

【海図】より

…陸部の表現も海上から見えるものを描くのが原則で,高い山の背後は省略し海岸付近の煙突,塔,建物,灯台など船位決定に役立つ顕著な目標物が表現される。 海図は縮尺とその用途により総図(400万分の1より小縮尺),航洋図(400万~100万分の1),航海図(100万~30万分の1),海岸図(30万~5万分の1),港泊図(5万分の1より大縮尺)に分けられる。海図は航海中の図の取替えに便利なように,同縮尺図の間にも重複部分を設けている。…

※「航海図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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