行政改革委員会(読み)ぎょうせいかいかくいいんかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「行政改革委員会」の意味・わかりやすい解説

行政改革委員会
ぎょうせいかいかくいいんかい

行政改革をさらに進めるために 1994年 12月に政府が設置した第三者機関で,委員長飯田庸太郎・三菱重工業会長。 83~86年の第1次行革審,87~90年の第2次行革審,90~93年の第3次行革審のそれぞれの答申趣旨をふまえ,規制緩和や行政改革の実施状況の監視,行政情報の公開に関する調査審議などを行う。委員長のほかに4名の委員からなり,期間は3年。総理あるいは関係行政機関の長に対し勧告を行うことができる点が,以前の臨調や行革審と大きく異なる。 95年 12月に同委員会規制緩和小委員会は「規制緩和推進5ヵ年計画」の見直し報告書をまとめ政府に提出した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む