谷三山 たに-さんざん
1802-1868* 江戸時代後期の儒者。
享和2年生まれ。少年期に聴力をうしなうが独学で正史,経伝をおさめ,のち猪飼敬所(いかい-けいしょ)にまなぶ。家塾興譲館をおこす。嘉永(かえい)2年大和(奈良県)高取藩儒となり,教学の振興,尊王攘夷(じょうい)策を説いた。慶応3年12月11日死去。66歳。大和出身。名は操(みさお)。字(あざな)は子正,存誠(正)。通称は新助,昌平。別号に淡庵,淡斎。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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