顔パス(読み)カオパス

デジタル大辞泉 「顔パス」の意味・読み・例文・類語

かお‐パス〔かほ‐〕【顔パス】

地位権力などを利用して、無賃乗車無料入場をすること。また、警戒厳重な会議場などで、警備係と顔なじみになり身分証を提示せずに入場すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顔パス」の意味・読み・例文・類語

かお‐パス かほ‥【顔パス】

〘名〙 (パスはpass 「定期券」の意) 地位や権威立場などを利用して、公式には認められていないのに、交通機関無賃乗車したり、催しものなどに無料入場したりすること。
※青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉二「どの古書籍即売会でも顔パスで通れた」

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