アフリカ分割 アフリカぶんかつ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 19世紀後半から20世紀初めにかけて行われた,ヨーロッパの帝国主義列強によるアフリカの植民地化の過程ヨーロッパ諸国の進出は,19世紀半ばごろまで…
アフリカ分割(アフリカぶんかつ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ヨーロッパ列強によるアフリカ大陸植民地化の過程。産業革命の進展を背景に従来の奴隷貿易から合法貿易への転換,奴隷供給地から工業の原料供給地お…
アフリカ縦断政策(アフリカじゅうだんせいさく)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アフリカ分割の過程におけるイギリスの政策で,エジプトのカイロから南アフリカのケープ植民地までアフリカを南北に縦断するルート確保が目標であっ…
アフリカ横断政策(アフリカおうだんせいさく)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アフリカ分割の過程におけるフランスの政策で,西アフリカのセネガルからサハラ砂漠を横断し,東アフリカのジブチ(フランス領ソマリ海岸)との連絡を…
アフリカ横断政策 アフリカおうだんせいさく Cape Verde-to-Somaliland Project
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1880年代からフランスがとったアフリカ分割政策サハラ砂漠・西スーダンから東方へ横断的に植民地化を計画し,東スーダンに進出したが,1898年イギリ…
アフリカ分割【アフリカぶんかつ】
- 百科事典マイペディア
- 19世紀末から20世紀初めに展開された,ヨーロッパ列強の大規模なアフリカ進出と全面的な植民地化の過程。それを加速したのがベルリン会議(1884年―18…
アフリカ分割 アフリカぶんかつ Partition of Africa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 近代ヨーロッパ諸列強のアフリカ大陸に対する進出と植民地化をいう。1870年代のいわゆる帝国主義時代の幕開けは,科学技術の発達や医学の進歩と相ま…
あふりかぶんかつ【アフリカ分割】
- 改訂新版 世界大百科事典
ファショダ‐じけん【ファショダ事件】
- デジタル大辞泉
- 1898年、アフリカ分割をめぐってイギリス・フランス両軍がスーダン南部のファショダ(現南スーダンのコドク)で遭遇・対峙たいじした事件。フランス…
ファショダ事件【ファショダじけん】
- 百科事典マイペディア
- アフリカ分割時代,三C政策をとった英国と,アフリカ横断政策をとったフランスが衝突した事件。1898年キッチナー指揮の英軍とマルシャン指揮の仏軍…
ベルリン会議 (ベルリンかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1884年11月15日から85年2月24日まで100日余にわたってドイツのベルリンで開催された,欧米列強による〈アフリカ分割〉のための国際会議。1880年代初…
ファショダ事件 ふぁしょだじけん Fashoda incident
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1898年、スーダン南東部のファショダ(現、南スーダン共和国コドクKodok)で、イギリス、フランス両勢力が衝突した事件。19世紀末、ヨーロッパ列強に…
アフリカ縦断政策 アフリカじゅうだんせいさく Cape-to-Cairo Project
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イギリスがとったアフリカ分割政策ドイツ・フランスの進出に対抗して1880年代よりエジプトとケープ植民地を結ぶ植民地化政策が本格化し,98年ファシ…
ファショダ‐じけん【ファショダ事件】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( ファショダはFashoda ) 一八九八年に起きたアフリカ分割をめぐるイギリスとフランスとの衝突事件。ナイル河畔、スーダン南東部のファショダ(現コ…
ブラック・アフリカ
- 知恵蔵
- 別名サハラ以南アフリカ。通常サハラ以北のアフリカは北アフリカとして「ブラック・アフリカ」からは除外される。北アフリカがアラブ系住民、アラビ…
ウォルビス・ベイ うぉるびすべい Walvis Bay
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アフリカ南西部、ナミビア(旧南西アフリカ)最大の港町。人口5万(1999)。1878年ケープ植民地に帰属。アフリカ分割を決めた84~85年のベルリン会議…
特許会社 とっきょがいしゃ Chartered Company
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 絶対主義時代に国王から特許状(Charter)を得て貿易・商品の取扱いの独占を許された会社独占によって巨大な利潤の保証と国王の軍隊の保護が得られた…
ファショダ事件 ファショダじけん Fashoda Incident
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1898年アフリカ分割をめぐってイギリスの縦断政策とフランスの横断政策が衝突した事件。エジプト,スーダン地方をイギリスが統治下におこうとしたと…
ソマリランド Somaliland
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アフリカ大陸北東端部,北はアデン湾,東はインド洋に面する地域19世紀末のアフリカ分割の過程において,フランスがジブチを中心とする地域,イギリ…
ベルリン会議【ベルリンかいぎ】
- 百科事典マイペディア
- (1)1878年ビスマルクの主唱により,バルカン問題をめぐってベルリンで開かれた国際会議。独,英,仏,露,伊,トルコ,オーストリアの7国が参加…
ボーア戦争【ボーアせんそう】
- 百科事典マイペディア
- 南アフリカ戦争,ブール戦争とも。1899年英国がボーア人(アフリカーナー)の建てた南アフリカのトランスバール共和国(現トランスバール州)支配を…
ベルリン会議 ベルリンかいぎ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ①1878年6〜7月,ビスマルクの招請によって開かれた国際会議②アフリカ分割をめぐり,1884年11月〜85年2月に行われた調整会議露土(ロシア−トルコ)…
南アフリカ戦争(みなみアフリカせんそう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ボーア戦争,ブール戦争,アングロ・ボーア戦争ともいう。19世紀イギリスはケープなどの領土を獲得し,ブール人が奥地に建てたトランスヴァール共和…
メネリク2世 Menelik Ⅱ
- 20世紀西洋人名事典
- 1844 - 1913 エチオピアの皇帝,政治家。 元・エチオピア皇帝。 1889〜1913年在位したエチオピアの皇帝。エチオピア中央部ショア王国の王家に生まれ…
コンゴ自由国(コンゴじゆうこく) L'Etat Indépendent du Congo[フランス],Congo Free State[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1885年にアフリカ分割を定めたベルリン会議によって成立した形式的な独立国家。実態はベルギー国王レオポルド2世の私有領であった。アフリカ中央部の…
ベルリン会議(ベルリンかいぎ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ①〔1877~78〕1877~78年のロシア‐トルコ戦争はロシアに有利に終わり,78年3月,サン・ステファノ条約によってロシアはバルカンに大ブルガリアを建設…
アフリカ Africa
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 世界第2の大陸で面積3030万km2。約7億5000万を超える人々が53カ国で暮らしている。赤道を中心に熱帯雨林,サバンナ,砂漠,地中海性気候が広がり,地…
アフリカ探検(アフリカたんけん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ヨーロッパのアフリカに関する知識は大航海時代以降も沿岸部周辺に限定され,内陸部については16世紀のレオ・アフリカヌスの著作『アフリカ誌』がほ…
アフリカ史 アフリカし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アフリカ大陸の大部分には固有の文字がなかったため,アフリカの先史時代と歴史時代を区分することは困難である。北アフリカについては,エジプトや…
アフリカ Africa
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド洋と大西洋に囲まれ,地中海をへだててヨーロッパと相対し,スエズ地峡によってアジアとつながる世界第二の大陸。古代ローマ人がアフリカ北岸…
タンジール事件 たんじーるじけん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 第一次モロッコ事件ともいう。モロッコは列強によるアフリカ分割が進むなかで、1880年マドリード条約で独立が認められていたが、1904年に成立したイ…
アフリカ‐さい【アフリカ犀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アフリカに分布するサイの総称。上唇の先が馬のように扁平なシロサイと、くちばし状に突き出たクロサイの二種があり、角はどちらも二本。…
アフリカ‐ぞう(‥ザウ)【アフリカ象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ゾウ科の哺乳類。サハラ砂漠以南のアフリカのサバンナに分布。肩の高さは三メートル、体重五トン以上で、インドゾウより大きく、特に耳は…
ランド(〈アフリカーンス〉rand)
- デジタル大辞泉
- 南アフリカ共和国の通貨単位。1ランドは100セント。
アフリカ人 (アフリカじん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →人種
みなみ‐アフリカ【南アフリカ】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( アフリカはAfrica )[ 一 ] アフリカの南部。南阿。[ 二 ] 「みなみアフリカれんぽう(南━連邦)」の略。[ 三 ] 「みなみアフリカきょうわこく(南━…
アフリカ‐すみれ【アフリカ菫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「セントポーリア」の異名。
アフリカ
- 百科事典マイペディア
- 赤道を中心に南北に約35°ずつ延び,東西約70°にわたる大陸。3025万km2。8億人(2001)。インド洋と大西洋にはさまれ,北部は地中海を隔ててヨーロッ…
アフリカの年(アフリカのとし)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アフリカにおいてナイジェリア,セネガル,コンゴ共和国(ブラザヴィルおよびキンシャサ)など計17カ国が独立を果たした1960年の呼称。
アフリカの年 アフリカのとし
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 第二次世界大戦後のアフリカの強烈な独立運動が一つのピークをつくった1960年をさすこの年,次の諸国がいっきょに独立し,国際連合に加盟した。オー…
アフリカン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] African ) アフリカ人。また、アフリカの、アフリカ的な。
アフリカ連合【アフリカれんごう】
- 百科事典マイペディア
- アフリカ統一機構(OAU)に代わる,ヨーロッパ連合(EU)型の超国家機構として構想され,2002年7月発足したアフリカ大陸的規模の地域共同体。Africa…
赤道アフリカ せきどうアフリカ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アフリカ映画 (アフリカえいが)
- 改訂新版 世界大百科事典
- アフリカを舞台にした劇映画やアフリカの記録映画(いずれも白人によって撮られたもの)を別にすれば,1960年代に入るまで〈真のアフリカ映画〉は存…
南アフリカ
- 共同通信ニュース用語解説
- アフリカ大陸南端に位置し、人口は約6千万人。1910年に英自治領南アフリカ連邦が発足した。48年にオランダ系移民を中心とする政党が政権を掌握後、…
アフリカ‐れんごう(‥レンガフ)【アフリカ連合】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [英語] African Union ) アフリカ統一機構のあとを受け、域内統合の推進、紛争の予防・解決などを目指して発足した機関。二〇〇二年創設。本部はア…
はんアフリカ‐しゅぎ【汎アフリカ主義】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( アフリカはAfrica ) アフリカ大陸の諸国をアフリカ人の手で統合し独立させようとする思想および運動。二〇世紀初頭のアメリカ・ヨーロ…
中央アフリカ
- 共同通信ニュース用語解説
- アフリカ中部の内陸国。1960年にフランスから独立。ダイヤモンドや金などが豊富だが、不安定な政情が続き、貧困が深刻。人口約490万人でキリスト教…
きた‐アフリカ【北アフリカ】
- デジタル大辞泉
- アフリカ北部を占める地域。エジプト・スーダン・南スーダン・リビア・チュニジア・アルジェリア・モロッコ・西サハラなどの国と地域からなる。ほと…
アフリカ‐まいまい〔‐まひまひ〕【アフリカ舞舞】
- デジタル大辞泉
- アフリカマイマイ科の陸生の巻き貝。細長いカタツムリで、殻高約13センチに達する。野菜の害虫で、広東住血線虫の中間宿主。東アフリカの原産で、ア…