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…一方,スペインはセウタ,メリリャなどの都市を中心に植民地支配をしていた。04年英仏協商の成立でフランスがイギリスから優先権を得てモロッコ進出を強化したのに対し,遅れて植民地獲得へ乗り出したドイツは日露戦争後の露仏同盟の弱体化を契機にモロッコの領土保全,門戸開放を主張し,列強会議の開催を求めて皇帝ウィルヘルム2世みずからタンジール港を訪問したためフランス,ドイツの関係が緊張した(1905年タンジール事件,第1次モロッコ事件)。その収拾のため06年1~4月スペインのアルヘシラスで国際会議(アルヘシラス会議)が開催された。…
※「タンジール事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
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