らん‐あ【乱鴉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 みだれ飛ぶカラス。[初出の実例]「林間に散ってゐる黄葉と、林梢に群ってゐる乱鴉と」(出典:戯作三昧(1917)〈芥川龍之介〉一〇)[その…
らん‐げき【乱撃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 入り乱れてうつこと。秩序なくうちあうこと。乱戦。また、むやみにうつこと。[初出の実例]「両頭の亀の出現は兄弟天下を諍ひ、乱(ラン)げ…
らん‐じ【乱辞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「乱」は治めるの意 ) まとめのことば。楚辞などで、一篇の終わりに「乱曰」と題して、全体の大意、作者の感情などをまとめて述べるも…
らん‐しょ【乱緒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱れたいとぐち。また、騒ぎのいとぐち。[初出の実例]「我思千端収二乱緒一、君交百錬試二精金一」(出典:雲壑猿吟(1429頃)和希白業蔵…
らん‐せい【乱政・濫政】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱れた政治。乱脈なまつりごと。[初出の実例]「頼朝ためしなき勲功ありしかど、高官高位にのぼることは乱政なり」(出典:神皇正統記(133…
乱猩々 みだれしょうじょう
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演天明3.4(江戸・市村座)
荒乱 huāngluàn
- 中日辞典 第3版
- [形](社会秩序が)混乱している;(世の中が)物騒である.~的年月,民不安生/混乱の時代には人々は…
慌乱 huāngluàn
- 中日辞典 第3版
- [形]あわてて取り乱すさま.狼狽(ろうばい)し混乱している.▶大ぜいの人についていうことが多い.心中一点也不…
烦乱 fánluàn
- 中日辞典 第3版
- [形]1 気持ちがいらだって落ち着かない.心が乱れる.心里~极了,不知干gàn什么…
乱码 luànmǎ
- 中日辞典 第3版
- [名]<電算>文字化け.
【唱乱】しようらん
- 普及版 字通
- 乱を起こす。字通「唱」の項目を見る。
【残乱】ざんらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「残」の項目を見る。
【渾乱】こんらん
- 普及版 字通
- 混乱する。字通「渾」の項目を見る。
离乱 líluàn
- 中日辞典 第3版
- [動]戦乱などで人々が離散する.
零乱 língluàn
- 中日辞典 第3版
- ⇀língluàn【凌乱】
【徼乱】きよう(けう)らん
- 普及版 字通
- 乱を求める。〔左伝、成十三年〕君し侯を惠し、寡人を哀矜し、之れにを賜はば、則ち寡人の願ひなり。其れを侯に承けて以てかん。豈に敢て亂を徼めん…
【佚乱】いつらん
- 普及版 字通
- みだれる。字通「佚」の項目を見る。
【傾乱】けいらん
- 普及版 字通
- みだす。字通「傾」の項目を見る。
【干乱】かんらん
- 普及版 字通
- みだす。字通「干」の項目を見る。
【爻乱】こうらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「爻」の項目を見る。
乱積み らんづみ
- 日中辞典 第3版
- (石材)滥堆(shícái)lànduī,乱堆luàn duī,胡乱堆放húluàn duīfàn…
【貿乱】ぼうらん
- 普及版 字通
- 混乱する。字通「貿」の項目を見る。
【乱昏】らんこん
- 普及版 字通
- くらみ、乱れる。字通「乱」の項目を見る。
【乱辞】らんじ
- 普及版 字通
- 辞賦の末のまとめの辞。〔国語、魯語下、其の輯の乱、の昭注〕そを作り、義にる。其の大を撮(と)るを亂辭と爲す。字通「乱」の項目を見る。
【乱次】らんじ
- 普及版 字通
- 順序を乱す。字通「乱」の項目を見る。
【乱神】らんしん
- 普及版 字通
- 悖乱の鬼神のこと。〔論語、述而〕子、怪力亂を語らず。字通「乱」の項目を見る。
【乱賊】らんぞく
- 普及版 字通
- 反乱の賊。字通「乱」の項目を見る。
【乱治】らんち
- 普及版 字通
- 治乱。字通「乱」の項目を見る。
【乱風】らんぷう
- 普及版 字通
- 悪風。字通「乱」の項目を見る。
【乱惑】らんわく
- 普及版 字通
- 乱れ惑う。〔戦国策、秦一〕士竝び飭(かざ)り、侯亂惑す。端(とも)にり、(あ)げて理(をさ)むべからず。科條に備はり、民に僞態多し。字通「乱」の項…
【煩乱】はんらん
- 普及版 字通
- もだえ乱れる。字通「煩」の項目を見る。
【卑乱】ひらん
- 普及版 字通
- いやしく、みだれる。字通「卑」の項目を見る。
【轍乱】てつらん
- 普及版 字通
- 敗走する車。〔左伝、荘十年〕伏(兵)らんことを懼る。吾(われ)其の轍をるに亂れ、其の旗をむに靡(なび)く。故に之れをへり。字通「轍」の項目を見…
【盗乱】とう(たう)らん
- 普及版 字通
- ぬすびとと乱者。〔論語、陽貨〕君子は義を以て上と爲す。君子、りて義無ければ亂を爲し、小人りて義無ければ盜を爲す。字通「盗」の項目を見る。
こん‐らん【×昏乱】
- デジタル大辞泉
- 1 分別がなくなって、物の道理がわからなくなること。2 世の中が乱れること。
か‐らん〔クワ‐〕【禍乱】
- デジタル大辞泉
- 世の乱れや騒動。
らん‐そ【乱訴/濫訴】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)むやみに訴訟を起こすこと。
れき‐らん【歴乱】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]入り乱れるさま。特に、花が咲き乱れるさま。「草花のみは…―として四辺に充ちた」〈二葉亭訳・あひゞき〉
らん‐ぞく【乱賊】
- デジタル大辞泉
- 世を乱す悪者。反逆者。
らんほうし【乱法師】
- 改訂新版 世界大百科事典
みだれば【乱刃】
- 改訂新版 世界大百科事典
乱声 らんじょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 雅楽の曲名。竜笛 (りゅうてき) あるいは高麗笛 (こまぶえ) を主体として,それに打楽器 (太鼓,鉦鼓) が加わって奏する前奏曲および後奏曲の類。こ…
乱草 (ミダレグサ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。イネ科の多年草,園芸植物。ススキの別称
乱萩 (ミダレハギ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。マメ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物。ミヤギノハギの別称
ぎゃく‐らん【逆乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 権力者に反対して争乱を起こすこと。また、その争乱。謀叛(むほん)。げきらん。[初出の実例]「彼国の、逆乱(ギャクラン)を聞くに忍びず」…
きょう‐らん【凶乱・兇乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 凶悪な反乱。ひどい世の乱れ。[初出の実例]「去天慶年中将門作二兇乱一之時」(出典:兵範記‐仁安三年(1168)一二月二七日)[その他の文献…
みだり‐がお(‥がほ)【乱顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 取り乱した顔つき。また、そのさま。[初出の実例]「いささかみだりがほなるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蜻蛉)
みだ・る【乱・紊】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 古く、「みだす(乱)」と同じに用いられた形 )① 入りまじるようにする。錯綜させる。[初出の実例]「み吉野の水…
みだれ‐ざき【乱咲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 各種の花が入り乱れてさかんに咲いていること。[初出の実例]「槖駝師(うゑきや)の松の面白い形の蔭には、美しい八重の爛開(ミダレザキ)」…
こ‐らん【虎乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 虎(とら)が勇ましくあばれること。[初出の実例]「もとより虎乱の勢ひ猛く」(出典:叢書本謡曲・龍虎(1516頃))② 「こらんにゅう(虎乱…