( 1 )[ 一 ]のように他動詞としては四段に活用したが、中世以降、「みだす」(四段活用)にとってかわられた。しかし、漢文訓読体や和漢混交文では、四段活用の「みだる」が残った。
( 2 )中世では、他動詞として「みだらす」「みだらかす」なども用いられたほか、近世では、髪、糸などについては、他動詞「みだく」(四段活用)、自動詞「みだける」(下一段活用)も用いられた。
( 3 )自動詞としては下二段に活用したが、[ 二 ]のように四段に活用した例も平安時代にはかなり見られる。そのため、「みだる」を含む複合語においては、「みだり足」「みだれ足」、「みだり心地」「みだれ心地」、「みだりがはし」「みだれがはし」(ただし、「新撰字鏡」「観智院本名義抄」などにおいてはすべて「みだりがはし」)のように、両方に活用したものが多い。
日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...
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