ようにん‐かく【用人格】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、大名、旗本などの家で、正式の用人ではなく用人待遇として扱われた身分をいう。[初出の実例]「今日よりして官名を改め、大月…
【意格】いかく
- 普及版 字通
- 格調。字通「意」の項目を見る。
【去格】きよかく
- 普及版 字通
- 標準以下。字通「去」の項目を見る。
【気格】きかく
- 普及版 字通
- 気品のあること。唐・皎然〔詩式、一〕語、興と驅(かけ)り、勢ひをうてり、作ることに由らざれば、氣格自ら高し。字通「気」の項目を見る。
【機格】きかく
- 普及版 字通
- 格式。字通「機」の項目を見る。
【格礙】かくがい
- 普及版 字通
- 妨げ。字通「格」の項目を見る。
【格沮】かくそ
- 普及版 字通
- 阻止する。字通「格」の項目を見る。
【格致】かくち
- 普及版 字通
- 風格。〔帰田録、二〕(趙)昌のは寫生眞に(せま)るも、筆法俗(ぜんぞく)にして、殊に古人の格致無し。然れども時に亦た其の比らず。字通「格」の項…
【格套】かくとう
- 普及版 字通
- 程式。字通「格」の項目を見る。
【格物】かくぶつ
- 普及版 字通
- 物を来す、物に至る、物を正すなどの諸説がある。〔大学〕其の心を正しくせんと欲するは、先づ其のをにす。其のをにせんと欲するは、先づ其の知を致…
【格法】かくほう
- 普及版 字通
- おきて。字通「格」の項目を見る。
【格力】かくりよく
- 普及版 字通
- 詩文の格調、気勢。〔滄浪詩話、詩弁〕詩の法に五り。曰く體製、曰く格力、曰く氣象、曰く興趣、曰く。字通「格」の項目を見る。
【捍格】かんかく
- 普及版 字通
- もつれる。字通「捍」の項目を見る。
赏格 shǎnggé
- 中日辞典 第3版
- [名]懸賞金;賞品の額.出~/賞金の額を公表する.
晶格 jīnggé
- 中日辞典 第3版
- [名]<物理>(結晶の)格子.
【字格】じかく
- 普及版 字通
- 字形の法則。字通「字」の項目を見る。
【手格】しゆかく
- 普及版 字通
- 素手でたたかう。〔史記、殷紀〕紂、辨捷疾(せふしつ)にして、聞見甚だ。材力人にぎ、猛獸を手格す。字通「手」の項目を見る。
【繞格】じようかく
- 普及版 字通
- 絡む。字通「繞」の項目を見る。
【書格】しよかく
- 普及版 字通
- 肱支え。字通「書」の項目を見る。
【新格】しんかく
- 普及版 字通
- 新しい格令。字通「新」の項目を見る。
ごう‐ぐみ(ガウ‥)【格組】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 建築で、木を縦横に組んだもの。〔日本建築辞彙(1906)〕
こ‐かく【呼格】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] vocative case の訳語 ) インド‐ヨーロッパ語にある名詞の格の一つ。名詞を呼びかけに用いる場合の語形。近代の英仏語などでは…
ひょう‐かく(ヘウ‥)【標格】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目標にすべき品格。すぐれて高い品格。[初出の実例]「この標格を功夫参究すべきなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)葛藤)[その他の文献]〔…
【調格】ちようかく
- 普及版 字通
- 格調。字通「調」の項目を見る。
格斗 gédòu
- 中日辞典 第3版
- [動]格闘する.組み打ちをする.
格致 gézhì
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>事物の原理・法則をきわめて,理性的な知識として把握する.[参考]宋明理学(儒学)の用語で“格物致知”の略.清…
【削格】さくかく
- 普及版 字通
- 追いこみの柵。〔荘子、篋〕夫(そ)れ弓弩・畢弋(ひつよく)(あみ、いぐるみ)・變(しかけ)の知多ければ、鳥は上に亂る。~格・羅(はり網)・罘(し…
【冊格】さくかく
- 普及版 字通
- 罫引き。字通「冊」の項目を見る。
【紙格】しかく
- 普及版 字通
- 明り障子。字通「紙」の項目を見る。
【高格】こうかく
- 普及版 字通
- 高い人格。字通「高」の項目を見る。
ぞっかく【属格】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔文法で〕the genitive case単[複]数属格the genitive singular [plural]
【文格】ぶんかく
- 普及版 字通
- 文の格調・風格。宋・陸游〔入蜀記、四〕韓()・柳柳州(宗元)に至りて、大いに格を變じ、學翕(きふ)然としてひ從ふ。然れども儷(べんれい)(四六…
御用格ごようかく
- 日本歴史地名大系
- 九四冊 市立弘前図書館 弘前藩庁日記の記事のうち公義・規式・先例をジャンル別に書抜き、まとめたもの。日記方が編纂に当たり、行政その他の便に供…
Pappus
- 改訂新版 世界大百科事典
果 常用漢字 8画
- 普及版 字通
- [字音] カ(クヮ)・カン(クヮン)[字訓] このみ・はたす・はて[説文解字] [金文] [字形] 象形木上に果実のある形。〔説文〕六上に「木実なり。木…
酒望 jiǔwàng
- 中日辞典 第3版
- [名]<近>酒屋の看板.酒屋の目印に掲げる旗や幟(のぼり).▶“酒望子”“酒帘jiulián”とも.
果粉
- 栄養・生化学辞典
- ブドウなどの果実の表面についている白い粉状の物質.物質としてはろうの微粉.
莢果 きょうか legume
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 豆果ともいう。乾果の一種。マメ科植物の果実がそれで,1つの心皮が発達して,いわゆる莢 (さや) を形成し,種子は莢が乾燥して裂けることによっては…
偽果 ぎか pseudocarp; false fruit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 果実の分類の一つで,子房以外の部分が生長して果実の主要部分となるものの総称。仮果ともいう。生長する部分としては花托が全体を包み込むもの (な…
ぶんりか【分離果】
- 改訂新版 世界大百科事典
けん‐か〔‐クワ〕【懸果】
- デジタル大辞泉
- 果実の一。心皮が成熟後に中心から離れ、反転して垂れるもの。セリ科植物にみられる。懸痩果けんそうか。
きゅう‐か〔キウクワ〕【球果/×毬果】
- デジタル大辞泉
- 裸子植物の、特に松・杉などの針葉樹がつくる果実。多数の木質の鱗片りんぺんが重なって球形や円錐形をなすもの。種子は各鱗片の内側につく。松の場…
こく‐か〔‐クワ〕【穀果】
- デジタル大辞泉
- ⇒穎果えいか
し‐か〔‐クワ〕【四果】
- デジタル大辞泉
- 小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹しゅだおん(預流よる)果・斯陀含しだごん(一来いちらい)果・阿那含あな…
か‐い〔クワヰ〕【果位】
- デジタル大辞泉
- 仏語。仏道修行によって得られた悟りの位。仏果。⇔因位いんい。
かん‐か〔‐クワ〕【×柑果】
- デジタル大辞泉
- 蜜柑状果みかんじょうかの旧称。
はかな‐ごと【▽果無事】
- デジタル大辞泉
- 「はかなしごと」に同じ。「かかる身を持ちて、なぞこの―は」〈宇津保・菊の宴〉
よく‐か〔‐クワ〕【翼果】
- デジタル大辞泉
- ⇒よっか(翼果)
かんか【乾果】
- 改訂新版 世界大百科事典
じょ‐か(‥クヮ)【絮果】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 柳絮(りゅうじょ)(=綿毛をもった柳の種)の「柳」を「因」としてそれに対していう語 ) むくい。応報。果。⇔柳因(りゅういん)。[初出の…