あぶな‐あぶな【危危】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 おそるおそる。おっかなびっくり。[初出の実例]「怖異ありと云は、あぶなあぶな蹈だぞ」(出典:史料編纂所本人天眼目抄(1473)七)
き【危】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]キ(慣) [訓]あぶない あやうい あやぶむ[学習漢字]6年1 あぶない。あやうい。「危機・危急・危険・危地・危篤・危難/安危」2 あや…
き【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① あぶないこと。あやぶむこと。[初出の実例]「危を蹈み険を冒すの事業にして」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉三)② 危…
き【危】
- デジタル大辞泉
- 1 あやういこと。あぶないこと。「―を踏み険を冒すの事業にして」〈田口・日本開化小史〉2 「危険物」の略号。3 二十八宿の一。北方の第五宿。水…
あやぶみ【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「あやぶむ(危)」の連用形の名詞化したもの ) あやういと思うこと。悪い結果にならないかと気をもむこと。不安に思うこと。また…
危 wēi [漢字表級]1 [総画数]6
- 中日辞典 第3版
- 1 [名](二十八宿の一つ)うみやめ.2 <書>1 高くて険しい.~墙qiáng/高い塀.2 行儀がよい;かしこまる.→~危坐zu&#x…
あやうく(あやふく)【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 形容詞「あやうい」の連用形から )① 少しでも状況が違っていたら、もう少しで。まかりまちがえば。すんでのことで。[初出の実例]「既に…
あぶなく【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙① 少しでも状況が違っていたら。もう少しで。まかりまちがえば。すんでのことに。あやうく。[初出の実例]「あぶなく私も留守の言解(いひわ…
あぶな【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] ( 形容詞「あぶない」の語幹 ) あぶないこと。[初出の実例]「あぶなながら年暮れて、寿永も三とせになりにけり」(出典:平家物語(13C前)…
あやう(あやふ)【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形容詞「あやうい」の語幹から ) 近世、民間の「かな暦」の中段にしるされ、日々の吉凶を示した一二の言葉の一つ。その月の干支(えと)…
き‐ぎ【危疑】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)あやぶみ疑うこと。「よし―すべき理由はなくとも」〈逍遥・小説神髄〉
き‐ぼう〔‐バウ〕【危亡】
- デジタル大辞泉
- 国や身が滅びようとすること。危機。「屡屡しばしば―に瀕したりしに」〈竜渓・経国美談〉
あや・む【▽危む】
- デジタル大辞泉
- [動マ下二]「あやめる」の文語形。
き‐ろう【危楼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「危」は高い意 ) たかどの。高楼。[初出の実例]「寺在二天台最峻峰一、危楼夜打五更鐘」(出典:田氏家集(892頃)上・天台夜鐘)[その…
き‐きゅう【危窮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) さし迫ってあやういこと。あやうくきわどいこと。また、そのさま。危急。[初出の実例]「利勇等が邪謀(わるだくみ)を、おん身の…
あぶな‐げ【危気】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 形容詞「あぶない」の語幹に接尾語「げ」の付いたもの )[ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 多く「あぶなげ(が)ない」の形で用いる ) あぶなそうなこと。不安に…
临危 línwēi
- 中日辞典 第3版
- [動]1 危篤に陥る.臨終を迎える.儿子赶到gǎndào的时候,父亲已~…
濒危 bīnwēi
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>1 危険が近づいている.2 危篤である.病人~/病人が危篤になる.
【凶危】きようき
- 普及版 字通
- 危うい。字通「凶」の項目を見る。
【危隘】きあい
- 普及版 字通
- 険しくせまい。字通「危」の項目を見る。
【危苦】きく
- 普及版 字通
- 危うく困難な状態。〔史記、平原君伝〕家のるは、盡(ことごと)く散じて以て士にす。士其のの時に方(あた)りて、とし易きのみ。字通「危」の項目を見…
【危峻】きしゆん
- 普及版 字通
- 高峻。字通「危」の項目を見る。
【危敗】きはい
- 普及版 字通
- 危険で失敗。〔文心雕竜、風骨〕規に跨略して、新作を馳(ちぶ)せば、巧を(う)と雖も、敗も亦た多からん。字通「危」の項目を見る。
【憂危】ゆうき
- 普及版 字通
- うれえ危ぶむ。字通「憂」の項目を見る。
【危蹇】きけん
- 普及版 字通
- 危厄。字通「危」の項目を見る。
【危死】きし
- 普及版 字通
- 死に近づく。〔楚辞、離騒〕余が身を(あやふ)くして死に(ちか)づくも 余が初を覽(み)て、其れほ未だいず字通「危」の項目を見る。
【危悚】きしよう
- 普及版 字通
- 危懼。字通「危」の項目を見る。
【危檣】きしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 高い帆柱。唐・杜甫〔旅夜書懐〕詩 細、風の岸 檣、獨夜の舟 星は野に垂れて闊(ひろ)く は大江に涌いてる字通「危」の項目を見る。
【危辱】きじよく
- 普及版 字通
- 危害と恥辱。字通「危」の項目を見る。
【危欄】きらん
- 普及版 字通
- 高欄。字通「危」の項目を見る。
【弓危】きゆうき
- 普及版 字通
- 強弓。字通「弓」の項目を見る。
き‐こう(‥カウ)【危行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「危」は、たかいの意 ) 行ないを高潔にして俗を離れること。また、その行ない。高潔な生活態度。[初出の実例]「無道の世に在りて危言…
病危 bìngwēi
- 中日辞典 第3版
- [形]危篤である.父亲~,速归/父危篤,すぐ帰れ.
危改 wēigǎi
- 中日辞典 第3版
- [動]老朽家屋を建て替える.
危难 wēinàn
- 中日辞典 第3版
- [名]危難.命にかかわる災難.处于chǔyú~之中/危険にさらされている.在他人~之…
危险 wēixiǎn
- 中日辞典 第3版
- 1 [形](⇔安全ānquán)危険である.危ない.下雨天去登dēng山非^…
危重 wēizhòng
- 中日辞典 第3版
- [形]危篤である.~病人bìngrén/危篤に陥った病人.
あぶな・い【危】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]あぶな・し 〘 形容詞ク活用 〙 望ましくない結果が予想されて気がかりな状態をいう。① 危害または損害を受けそう…
き‐やく【危厄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あやういこと。危険。危難。[初出の実例]「堕胎拉殺の危厄(キヤク)を免かれしめ」(出典:新聞雑誌‐四五号附録・明治五年(1872)五月)
き‐がん【危岩・危巖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 けわしく危なそうに見える大岩。[初出の実例]「佇二立危巖一臨レ水近、攀二登高閣一見レ山多」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)六・秋日池…
【危狭】ききよう
- 普及版 字通
- 危隘。字通「危」の項目を見る。
【危髻】きけい
- 普及版 字通
- 高髻。字通「危」の項目を見る。
【危行】きこう
- 普及版 字通
- 正しい行い。字通「危」の項目を見る。
【危削】きさく
- 普及版 字通
- 国危うく、国土も侵される。〔子、王覇〕上、其の下を詐(あざむ)き、下、其の上を詐く。則ち是れ上下柝(わか)るるなり。是(かく)の如くんば、則ち國…
【危桟】きさん
- 普及版 字通
- 高く険しい桟道。〔宋史、孫長伝〕泥陽に羅川・馬嶺り。上に棧をへ、下は不測の淵に臨む。ぐる惴(ずいきよう)す。字通「危」の項目を見る。
【危心】きしん
- 普及版 字通
- おそれる心。唐・李益〔馮翊に宿す~〕詩 心、夜雨にく 、漫(はる)かにして悠悠字通「危」の項目を見る。
【危勢】きせい
- 普及版 字通
- 危地。字通「危」の項目を見る。
【孤危】こき
- 普及版 字通
- 孤立して危うい。宋・轍〔兄軾の獄に下るが為に上(たてまつ)る書〕臣、切に(た)へず、訴する無し。を陛下に歸す。惟だ其の狂を(ゆる)し、特に乞ふを…
危城 wēichéng
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <書>高い城壁を持つ城.2 (敵に包囲されて)いまにも陥落しそうな城.
危房 wēifáng
- 中日辞典 第3版
- [名]老朽家屋;傾きかけた家屋.~改建/老朽家屋の建て替え.