せいびょう‐せん セイベウ‥【青苗銭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙① 中国、唐の代宗の時、国庫不足を補うため、まだ稲の青い時に田畑の面積を基準にして課した税金。〔新唐書‐食貨志〕② 中国、北宋で、青苗法に…
せい‐びょう〔‐ベウ〕【青苗】
- デジタル大辞泉
- 1 青々とした苗。2 「青苗法」の略。
せいびょう‐ほう〔セイベウハフ〕【青苗法】
- デジタル大辞泉
- 中国、北宋の王安石のたてた新法の一。植え付け前に農民に金や穀物を低利で貸し、収穫時に元利を返させる法。民間の高利を禁じ、政府の収入の増加を…
青苗法 せいびょうほう Qing-miao-fa; Ch`ing-miao-fa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,宋代の農民への低利資金貸付け法。王安石の新法の一つ。煕寧2 (1069) 年施行。これまで農民は植付け前に食糧や種籾に不足し,地主から6~7割,…
せいびょう‐ほう セイベウハフ【青苗法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙 中国、北宋の王安石のたてた新法の一つ。植付前に農民に銭・穀を貸し付け、収穫時に低利で償還させた。大地主の高利貸による農民の没落を防止…
青苗法(せいびょうほう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 北宋の王安石の新法の主要な政策。農民に常平倉(じょうへいそう)から銭,穀物を貸し付け,返済期に低利で償還させ,軍粮に資するもので,大地主の高…
青苗法 (せいびょうほう) Qīng miáo fǎ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,北宋の王安石の新法の一つ。低利による農民への穀物貸付策。1069年(熙寧2)9月より実施。滞積していた州県の非常用穀物の円滑な運用,地主の…
青苗法 せいびょうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、北宋(ほくそう)の政治家王安石(1021―86)の新法の一つ。北宋政府は常平倉、広恵倉に穀物を蓄え、災害や飢饉(ききん)に備えていたが、管理の不…
青苗法 せいびょうほう
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 宋代の王安石の新法の1つ春,穀物の苗がまだ青いころ,政府が低利の資金を農民に貸し,秋の収穫が終わったとき,利息(最高2割まで)をつけて返済…
せい‐びょう ‥ベウ【青苗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙① 青い苗。せいみょう。※文徳実録‐天安二年(858)六月己酉「大風暴雨、官舎悉破、青苗朽失」 〔劉孝威‐奉和六月壬午応令詩〕② 「せいびょうほ…
青苗 qīngmiáo
- 中日辞典 第3版
- [名]まだ実らない作物.青田.买~/青田買い.
せいびょう【青苗】
- 改訂新版 世界大百科事典
青苗 あおなえ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北海道西部,奥尻島南端の港町。奥尻町に属する。好漁場に恵まれ漁獲が多く,イカ釣り漁業の基地。 1993年の北海道南西沖地震とその後の津波,火災に…
あおなえ【青苗】
- 改訂新版 世界大百科事典
青苗村あおなえむら
- 日本歴史地名大系
- 北海道:檜山支庁奥尻町青苗村[現]奥尻郡奥尻町字青苗・字富里(とみさと)・字米岡(よねおか)明治初年から明治三九年(一九〇六)までの村。薬…
青苗銭 (せいびょうせん) Qīng miáo qián
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐の後半期,安史の乱後から両税法制定前後の時期に徴収された臨時の付加税の一つ。青苗銭という名は,国家財政の窮迫のため穀物の苗の青いと…
买青苗 mǎi qīngmiáo
- 中日辞典 第3版
- 青田買いをする.
せいびょう‐せん〔セイベウ‐〕【青苗銭】
- デジタル大辞泉
- 唐の代宗のとき、財政困難のため、稲の成熟を待たず、耕地面積に応じて課した税金。
青苗簿 (せいびょうぼ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本古代の律令制下において戸別の口分田,賃租田などの作付け,耕営の実態を把握するために国ごとに作成された帳簿。717年(養老1)5月に大計帳,輸…
青苗銭 せいびょうせん Qing-miao-qian; Ch`ing-miao-ch`ien
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,唐代中期の税の一種。安史の乱により財政に窮乏した唐朝は種々の新税を設けたが,広徳2 (764) 年,毎秋1畝あたり 10文の地頭銭を課し,2年後そ…
青苗岬あおなえみさき
- 日本歴史地名大系
- 北海道:檜山支庁奥尻町青苗村青苗岬奥尻島の南端に位置する岬。南方に室津島がある。この海域は海流が激しく海難事故の多いことで知られる。「春日…
放青苗 fàngqīngmiáo
- 中日辞典 第3版
- <旧>地主や商人が農民の生活苦に乗じて,穀物がまだ実らないうちに安く買い取ってしまうこと.▶形を変えた一種の高利貸し.
青苗簿 せいびょうぼ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- その年の田の耕作状況を報告するため,国司が大帳使(だいちょうし)に付して中央政府に提出した帳簿。日本の律令田制では田租は耕作者が納入すること…
青苗遺跡群あおなえいせきぐん
- 日本歴史地名大系
- 北海道:檜山支庁奥尻町青苗村青苗遺跡群[現]奥尻郡奥尻町字青苗奥尻島南端部の青苗湾の海岸砂丘および海成段丘上に広範に立地する青苗遺跡・青苗…
韓琦 (かんき) Hán Qí 生没年:1008-75
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,北宋の宰相。字は稚圭(ちけい),号は贛叟(こうそう)。相州安陽(河南省安陽市)の人。20歳で科挙に合格,若手官僚として,行政手腕を発揮…
王安石の新法 おうあんせきのしんぽう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,宋の第6代神宗皇帝 (在位 1067~85) のとき,王安石が行なった革新的な諸政策。均輸法は年間の政府必要物資の種類と量とを揚州の発運司に通知…
神宗 (しんそう) Shén zōng 生没年:1048-85
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,北宋第6代皇帝。姓名は趙頊(ちようせん)。在位1067-85年。英宗の長子で母はのちの宣仁太后高氏。気鋭の19歳で即位した当時,国初以来100年の…
法 (ほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- サンスクリットのダルマdharmaの訳で,その音から〈達磨(摩)(だつま)〉〈曇摩(どんま)〉などとも記される。原語は〈保つ〉の意味から生じた語…
法 ほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
法
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- (→法律)法を守る|observer la loi法に背く|contrevenir à une loi人は生まれながらにして法の下に自由であり平等である|Les homm…
法 ほう
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- lei法を守る|cumprir as leis法に訴える|recorrer à lei外国語の上達法|meios para progredir nos estudos de uma língua estrange…
法 ほう
- 日中辞典 第3版
- 1〔法律〕法fǎ,法律fǎlǜ.~法を守る|守法;遵守zūnshǒu法律.~法を曲げる|枉法wǎngfǎ.~法…
ほっ【法】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- ⇒ほう
法 ほう law; Recht; droit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 社会規範の一種で,常識的には,組織された権力によって最終的に強制される規範といってよい。ヨーロッパ大陸の諸国では,法 Recht,droitを立法者が…
ほう【法】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔法律〕the law ⇒ほうてき(法的)法の精神the spirit of the law法を守るobserve [obey] the law法を破るbreak the law法に照らしてaccording to …
法 のり
- 日中辞典 第3版
- 1〔きまり〕[規則]规章guīzhāng,规矩guīju,准则zhǔnzé;[道理]条理tiáol…
ほう 法
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 (法律)diritto(男),legge(女);(総称的)legiṣlazione(女),giurisprudenza(女);(規定)re̱gola(女),norma(女),regolamento(男);(法典)c…
法 ダルマ dharma
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 普遍的規範としての法を意味する,インド思想の概念古来インドでは,人間の社会的・宗教的行為の規範として重視された。
はっ【法】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- ⇒ほう
法 (ほう) law Recht[ドイツ] droit[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 法と強制 法の効力 法規範と法体系 法の機能道徳,宗教,習俗などと並ぶ社会規範の一種。広義では実定法と自然法とを総括するもの…
法
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- Recht [中]~を犯す|sich4 gegen das Gesetz vergehen.悪~もまた~なり|Ein schlechtes Gesetz ist auch ein Gesetz.人を見て~を説け|Man sollt…
hṓ2, ほう, 法
- 現代日葡辞典
- 1 [おきて] (a) A lei; (b) O direito; (c) O código.~ ni fureru|法に触れる∥Infringir [Violar] a lei.~ ni hansuru|法に反する∥Ser …
キャッシュ・フロー見積法
- 会計用語キーワード辞典
- キャッシュ・フロー見積法とは債券の元本の回収や利息の受取のキャッシュ・フローを見積現在価値に引きなおした額を回収見込額とする方法。合理的に…
ほう【法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙[一] (ハフ)① 事物の一定の秩序を支配するもの。物事の普遍的なありかた。のり。法則。〔易経‐繋辞下〕② ある特定の社会集団のなかで守られる…
法
- 小学館 和西辞典
- ley f. ⇒ほうりつ(法律)法を守る|cumplir la ley法に従う|⌈obedecer [seguir] la ley法を犯す/法を破る|⌈infringir [violar, que…
ほう【法】
- デジタル大辞泉
- (ハフ)1 現象や事象などがそれに従って生起し、進展するきまり。法則。「自然には自然の法がある」2 社会秩序を維持するために、その社会の構成…
ほう【法】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]ホウ(ハフ)(漢) ホウ(ホフ)(呉) ハッ(慣) ホッ(慣) [訓]のり のっとる フラン[学習漢字]4年〈ホウ〉(歴史的仮名遣いは…
のり【▽法/▽則/▽典/▽範/×矩】
- デジタル大辞泉
- 《動詞「の(宣)る」の連用形が名詞化したもので、神仏・天皇の宣告の意からという。一説に、動詞「の(乗)る」の連用形からとも》1 守るべき規範…
法
- とっさの日本語便利帳
- 法律用語としては、おきて、定め、秩序を維持するための規範を意味する。法律の他、条約、政令・省令などの命令、条例も法。
法 (ほう) mood
- 改訂新版 世界大百科事典
- 言語学用語。動詞にみられる文法的カテゴリーの一つで,状況・行為に対する話し手の主観的な心持ちのありよう--願望,可能,義務,命令,さらに疑…