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青苗法 せいびょうほう Qing-miao-fa; Ch`ing-miao-fa

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

青苗法
せいびょうほう
Qing-miao-fa; Ch`ing-miao-fa

中国,宋代の農民への低利資金貸付け法。王安石の新法の一つ。煕寧2 (1069) 年施行。これまで農民は植付け前に食糧や種籾に不足し,地主から6~7割,ときには 10割の高利で,資金を借りていた。

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デジタル大辞泉の解説

せいびょう‐ほう〔セイベウハフ〕【青苗法】

中国、北宋王安石のたてた新法の一。植え付け前に農民に金や穀物を低利で貸し、収穫時に元利を返させる法。民間の高利を禁じ、政府の収入の増加を図ったもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

せいびょうほう【青苗法 Qīng miáo fǎ】

中国,北宋の王安石の新法の一つ。低利による農民への穀物貸付策。1069年(熙寧2)9月より実施。滞積していた州県の非常用穀物の円滑な運用,地主の高利貸付けに悩む農民救済を組み合わせ,正月と5月(旧暦)に2~3割の低利で政府が穀物を貸し付け,収穫期に返させる。戸等別による強制貸付け,豪民の利益侵害など多くの問題が出て,保守派の猛反対をよぶが,王安石は一歩もひかず,18年間の新法時代を通じ相当の成果をあげた。

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大辞林 第三版の解説

せいびょうほう【青苗法】

中国宋代、王安石の新法の一。春秋二季、政府が農民に低利で銭穀を貸しつけ、収穫時に返済させる制度。農民を民間の高利貸しから保護し、政府の収入を増加させることを目的とした。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

青苗法
せいびょうほう

中国、北宋(ほくそう)の政治家王安石(1021―86)の新法の一つ。北宋政府は常平倉、広恵倉に穀物を蓄え、災害や飢饉(ききん)に備えていたが、管理の不備から滞貨が多かった。王安石はこれを放出して現金化し、端境期に食糧や種もみの不足しがちな小農民に前貸しし、年利息2割で、穀物または現金で返済させた。従来10割の高利で前貸しを行っていた地主層はこれに猛反対したが、王安石は新法全体の成否をかけて推進し、相当の純益をあげて財政再建に寄与した。[島居一康]

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世界大百科事典内の青苗法の言及

【常平倉】より

…真宗(998‐1022)のときには全国各州県に置かれたが,軍糧へ流用されることが多かった。王安石の新法の一つ青苗法は,常平倉に蓄えられている銭米を資本として農民に低利の貸付けを行ったもの。明・清まで存続したが不正流用されて本来の意味はうすれ,農民救済は義倉や社倉に移った。…

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