ラルフ・ハミルトン カーティス(英語表記)Ralph Hamilton Curtiss

20世紀西洋人名事典 の解説

ラルフ・ハミルトン カーティス
Ralph Hamilton Curtiss


1880 - 1929
米国天文学者
学位論文で、ドップラー効果を利用して星の視線速度を詳細に計測する方法を論じた。ケフェウス型変光星研究着手。1907年ミシガン大学助教授、’18年同教授を歴任し’27年ミシガン大学デトロイト天文台の所長近接連星、ケフェウス型変光星、輝線スペクトルを持つ高温度星などについて集中的な観測を実施し、分光学的観測の分野業績を残す。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android