二出川延明(読み)ニデガワノブアキ

デジタル大辞泉 「二出川延明」の意味・読み・例文・類語

にでがわ‐のぶあき〔ニでがは‐〕【二出川延明】

[1901~1989]プロ野球審判員兵庫の生まれ。昭和9年(1934)メジャーリーグ選抜チーム来日の際、全日本選手に選出されるが、同11年より審判員に転身。同25年、2リーグ分立後はパリーグに所属し、同35年からは審判部長。判定への抗議を「おれがルールブックだ」と退けたという逸話がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二出川延明」の解説

二出川延明 にでがわ-のぶあき

1901-1989 昭和時代のプロ野球審判員。
明治34年8月31日生まれ。高千穂ひづるの父。昭和10年東京巨人軍選手として渡米翌年退団して日本野球連盟審判員となる。2リーグ分裂後はパリーグに所属,35年審判部長。45年野球殿堂入りした。平成元年10月16日死去。88歳。兵庫県出身。明大卒。
格言など】おれがルールブックだ(判定に抗議する三原脩西鉄監督にいったことば)

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