京都賞(読み)キョウトショウ

デジタル大辞泉 「京都賞」の意味・読み・例文・類語

きょうと‐しょう〔キヤウトシヤウ〕【京都賞】

基礎科学先端技術思想芸術分野で著しい貢献をした人々を称える国際賞。日本の稲盛財団が主催。昭和60年(1985)に創設。毎年国内・国外有識者により、国籍人種を問わず受賞者の選定が行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「京都賞」の意味・わかりやすい解説

京都賞
きょうとしょう

稲盛財団主催の顕彰事業で,科学や文明発展人類の精神的深化などに大きく寄与した個人 (団体) に贈られる賞。京セラの創業者稲盛和夫私財を投じ 1984年4月に設立された,稲盛財団の事業の一つとして創設。先端技術部門,基礎科学部門,思想・芸術部門の3部門から,3段階にわたる審査を経て毎年一人ずつ選ばれる。授賞対象者の国籍,人種,信条などは問われない。 1985年に第1回の受賞者が発表された。賞金は 5000万円。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android